デジタル技術の活用及びDX推進の取り組み状況
A 経営の方向性及びデジタル技術等の活用の方向性
aデジタル技術が社会や自社の競争環境にどのような影響を及ぼすかについての当社の認識
歯科技工は近年の目覚ましい光学技術とソフトウェア開発のおかげで口腔内の情報のデジタル化が進み単純な技工物なら全てCAD/CAMで製作可能になり生産効率が改善されてきましたが、AIの支援で経験年数が浅くてもそれなりの歯科技工物が作れるようになった反面、経験不足による長期の予後が予測されておらずトラブルの元になることが往々にしてあり、これからもそのようなトラブルは続くと思われます。
当社はデジタル機器の便利な所はしっかり活用しますが最後は従来法で培った経験と知識が必須であると考えており知識の継承と共有、社員教育に力をいれています。患者様の事を第一に考え失敗や不具合がないようにする為にデジタルお任せで機械に使われるのではなく、社員自らが考えデザインし機械を使いこなす「考える歯科技工所」を目指しています。
b上記を踏まえた経営ビジョン
最新デジタル機器の導入による作業効率のアップ、生産性の向上と社員教育の充実、技工知識と技術の研鑽を並行して行い、一人でも多くの患者様に噛める喜びを取り戻せるように貢献します。
B 上記Aの経営ビジョンを実現するために
シュミレーションソフト、データーベースソフト、各種スキャナー、3Dプリンター、CAD/CAM装置等を連携させてデジタルワークフローを構築し作業の効率化、データの共有化とそれによるリモート化を推進し、正確で精密なプランニング、早いレスポンス、上質な歯科技工物を心掛け歯科医からのお問合せや相談に真摯にお答え致します。